発達障害児の鈍い金銭感覚

次男

中学生になった次男、金銭感覚というかお金の大事さがなかなか分からない子です。

いや、「でした」と書いた方がいいかな?

ん~~、少しずつお金の大事さが分かってきていると書いた方が正確かもしれません。

先日、お友達に誘われ公園へ遊びに行った次男。

盛り上がってきて公園では物足りなくなったらしくみんなで商業施設へ。

そこで皆はお小遣いを持ってきており、ゲームをしたりジュースを買ったり・・・とまあまあの金額を使っていたそうです。

しかし我が家の次男の所持金は200円。昭和の小学生並みの所持金だったそうです。

一回ゲームをやったら無くなっちゃってジュースも買えなかったそうです。

と言うのも次男にはお小遣いをあげていませんでした。

なぜなら全くお金を大事にしないからなんです。

不注意から来るのだとは思いますが、小さいときからお金を落としまくってます。

大事にしないのでそのままポケットに入れては落とす。

お財布に入れてもお財布ごと落とす。(警察に取りに行ったりもしてます)

もうどこの誰か分からない人に寄付している感じです。

小銭からお札まで落としに落としまくるので「しばらくお小遣いなし!」と言ってから現在に至ります

「本当にお金が必要だ!」「お金って大事なんだ」って思える日まで渡さないと私の中で決めていて

お年玉も申告制で必要なときだけあげていました。(このやり方が正解かどうか分かりませんが)

次男は今回のことでお金がないことが情けなくて何も出来ないと辛いと痛感したようで、

ションボリ肩を落として帰ってきました。

そして私に一言「お母さん、お金って大事なことが今更分かったわ-何も出来なかった」と半泣きで言っていました。

母としては「来たーーーー!!」(織田裕二風、また古い)です。

母「お金が大事だって思った?」

次男「ものすごく思ったしお金がなくて皆のやってること見てるだけで辛かった」

母「お金大事に出来る?」

次男「出来るしする!」

ということで中学生にしてやっとお小遣い復活です。

抽象的な考えが苦手なのでホントに痛い目に遭ってから体験しないと分らない

ASDの特徴だと感じました。

かなり辛かった様なので次男も色々と考え学んだようです。

が、しかし!

今度は大事にしすぎて使わない!!!

大好きなジャンプもお金を使いたくないと我慢して買わないんです。

おいおい、大事に使うためにあげてるのに今度は大事にしすぎやろ~!

ホントに真ん中がないASDの次男。ちょうど良いを自分で体験してほしいものです

最後まで読んでくださりありがとうございます。今日も感謝です。

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