そう、それは1学期のこと
次男が帰宅後に開口一番「おかあさん、僕、生徒会の会長のクラス予備選挙に立候補したわ~」
と衝撃発言!!
は!?ぬあんですと!?
遅刻や欠席の常習生徒、もちろん成績もすこぶる下の方のあなたが
せ、生徒会長に立候補ですと!?
もう母の頭はプチパニックです。
我が家の次男、とにかく理不尽な事が大嫌い。
真面目と言えば聞こえはいいけど融通のきかない性格です。
おかしいと思ったら誰であろうと、どこであろうと、どんな場面でも
「納得いかない!」
と発言してしまう空気の読めないことが多い感じです。(先生に対しても平気で言います)
おまけに超超超~ポジティブ!
なので、「納得いかない校則を変えてやる!」と思い立候補したそうです。
選挙はクラスで予備選挙をして、選ばれた人が全体の選挙に立候補出来るシステム。
クラスで選ばれるには全体の人数の2/3の票が集まらないとダメなんだそうです。
次男は仲の良い友達に推薦もしてもらい、交流級で立候補し、票もそれなりに集まったそうです。
でもその2/3の票数が微妙で、例えば12.6人とかだったらしく、
次男の得票数は12人だったそうです。(実際の数とは違います)
そこで問題発生!
小数点以下を切り捨てるのか、切り上げるのか問題
そう、12人にするのか13人にするのか問題です。
生徒達は「12人にする」が多数だったそうですが先生の鶴の一声で「13人」に・・・。
皆さんのお察しの通り(当たり前か)次男は敗北してしまいました。
でも次男は超のつくポジティブ。
終わったことは気にしない性格で、
「それならしょうがない!ま、いっか。もうこの話は僕の中で終わったことだ」
と思ってそれほど悔しさもなく、やりきったからもういいや!で心の中は完結していたそうです。
ところが、自分の独断で決めてしまった先生は申し訳なかったと思ったのか
下校時に次男を推してくれた友人と次男を呼んで慰めの言葉をかけてきたそうです。
しかし次男の中ではもう終わったこと。別に慰めなんて要らないのです。
重い感じで「残念だったな」の先生の言葉にたいして「あ~、はいはい」とか「あ~そっすね~!」
と軽く答えたそうです。
こんな時にそれなりの態度がとれないとか嘘がつけないとかの特性が出てしまうんですよね~。
先生は態度が悪い次男に対して「せっかく慰めているのになんて態度だ~!」と思ったらしく
どんどん怒りだして「なんだその態度は~!」と
丁寧にマスクをはずして大きな声で怒りだしたそうです。
「おいおい、先生それは違うんじゃ・・・そもそも自分でダメにしたんじゃろがい」(母、心の声①)
しかも推してくれた友人に対して
「おまえはこんな奴を応援したんだぞ!それでもいいのか~!」とお怒りだったそうです。
「せんせい、論点どんどんズレてます・・・なるほど、”こんな奴”とはやっぱり次男が気に入らないから鶴の一声だったのね」(母、心の声②)
次男はその先生の態度を見ながら
「あ~コロナなのにマスク外して飛沫が飛んでる~」と思って先生に言おうと喉まで出かかったそうですが
「あ、これ言ったら先生もっと怒るかな?言ってみようかな!?でも面倒くさいことになるから止めとくか。せんせい飛沫ヤバいやろ」
とか考えてニヤニヤしてしまったそうです。
さらに「全然関係ないのに僕のことで友達が怒られて申し訳ないな」とも思ったそうです。
態度は悪かったかもしれないけど、友達のことを思いやれたので次男も成長したなぁと思いました。
と共にいつも心の声がダダ漏れの次男が自分の考えを発言するのを思いとどまったのも成長だなと感じました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。今日も感謝です!
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