発達障害(自閉症スペクトラム)次男君の旅⑤~幼稚園年中~

次男君の旅

年少さんから少しずつみんなと一緒のことが出来ないことが多くなってきた次男。

でも全く出来ない訳ではなかったので当時の私は「やるのが遅い、のんびり屋さんなのかな?」って思ってました。というか思うようにしていました。

親としては”出来ない”のではなくて”やらない”のかな?なんて思ってしまうエピソードがありました。

年に1回は幼稚園、保育園で発表会があると思います。(コロナで今は無いかもしれませんが💦)

次男の通っていた幼稚園でも年に1回大きなホールを借りて発表会がありました。

発表会に向けて演劇と楽器の演奏の練習があったのですが、先生から「次男君がなかなか練習に参加してくれません」と連絡が来ました。

「練習を始めても自分一人で遊んでいたり、みんなの練習をボーッと眺めていたりで練習が出来ていないので本番が心配です」とのことでした。

私も呑気なもので「まだ年中さんだし完璧に上手になんて無理だろうから次男の出来るだけの事が本番でできればそれでいい」位にしか思ってませんでした。

本番当日、次男の出番が来て、ちょっとした劇とダンスと楽器演奏がありました。

楽器演奏は全然出来てなくて”弾いてる風”の演技でなんとか乗り切ってましたが、劇とダンスはほとんど練習していないとは思えない位まあまあ出来てました!

「えー!意外とできてるやん」と思ってビックリ!夫と「やれば出来るのにねー」と話したのを覚えています。

発表会も終わり、会場から外に出ると役員をしているママが私の所へ駆け寄って来ました。

「次男君、すごく頑張ってたね!私感動しちゃった!役員だから発表会の練習のお手伝いに行ってたんだけど、次男君、なかなか練習参加出来てなかったから本番どうなるか心配してたのー」

と、親の私がビックリするほど号泣されてました😭

多分、いや間違いなく親の私より感動していたと思います。

「やれば出来るのに、なんでやらないのかな?幼稚園児なのにやる気なさすぎやろ」と当時の私は思っていましたが、『視覚優位』なので一緒に体を動かして練習するんじゃなくて、見て覚えてたんだと後々きづきました。

きっと『視覚優位』な子にとってはイメージトレーニング的な感じなんでしょうね。

でも集団生活においてはなかなかそれが理解してもらえず、次男が幼稚園児だったのは今から10年ほど前なので今の様に発達障害の理解も進んでいなくて、特性ではなくて「変わった子」「不思議ちゃん」みたいに思われていたし、私も思っていました。

エピソードをもう一つ

何度も書いていますが次男は当時からみんなと一緒が出来ないので集団行動が難しい子でした。

ある日担任の先生から電話が・・・

「次男君はみんなと一緒の事が出来なくて集団行動を乱すので

年長さんになったら行事で社会科見学に行くけれども次男君は連れて行けないかもしれない」

と言われました。

ものすごくショックでした。

「え?出来ないから連れて行けない?うちの子だけダメって事??」とショックすぎてすぐに理解が出来ませんでした。

長くなったので今回はこの辺りで

今日も感謝です!

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